
明治屋とジャムの歩み
ジャムを作り続けて110有余年、明治屋は長い歴史が創り出した伝統と技術力で皆さまの食卓を支え続けています。
日本のジャム産業の礎になった人物として知られる長野県北佐久郡三岡村(現在の小諸市)の塩川伊一郎氏が「苺ジャム」を明治天皇に献上した1910年の翌年、長野県小諸市発祥の「御牧いちご」を使用したMY印イチゴジャムが明治屋から発売されました。明治屋は日本のジャムの草創期から「朝の食卓の愉快は其日の執務を愉快ならしむ」(『嗜好』9月号)として朝食文化の啓蒙を行い、いちごの他にもバリエーションを揃え食生活の洋風化に対応してきました。時代や志向の変化に合わせ、新たなシリーズを発売し、絶やすことなくジャムづくりの創意工夫を継承しています。また、世界初の技術「ハイプレッシャー製法」〈1991年(平成3年) 農芸化学技術賞受賞〉により、加熱するかわりに数千気圧の圧力をかけて加工処理し、殺菌する画期的な製法によるジャムを誕生させるなど、技術革新にも力を注いでいます。
これからもジャムのある食生活の新しい未来を拓き、変化を続けるライフスタイルとニーズに応じてお客様の期待以上の価値をお届してまいります。


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