Whyte&Mackayホワイトマッカイ
1844年グラスゴーに設立。ホワイトマッカイスペシャルやクレイモアを始め世界中で賞賛される卓越したウイスキーを誇りを持って製造しています。
長い歴史の中で収めた成功は継続的な起業家精神の上に成り立っています。
1844年の創業当時と変わらず持ち続ける起業家精神はホワイトマッカイ社の理念であり、同社が製造する卓越したウイスキーの核心でもあります。
独自の製法＜トリプルマチュアード＞
ホワイトマッカイの味わいの秘密は、3回の熟成工程と、ブレンドする原酒同士が互いに抑え込まないようにブレンドする方法、そして風味の調和を生み出し、より滑らかでリッチな味わいを生み出すことにあります。 ホワイトマッカイの物語は、スコットランドで最も有名な２つの地域＜ハイランド＞と＜スペイサイド＞から上質な熟成シングルモルトと熟成グレーンウイスキーを厳選するところから始まります。そして、モルトウイスキーを慎重に熟成させながらグレーンウイスキーも別々に熟成させます。多くのブレンデッドウイスキーはこの段階で終了しますが、ホワイトマッカイではさらにもうひとつの工程を追加します。 最終段階で、この２つの異なるウイスキーをシェリー樽で後熟させます。この3回の熟成により、黄金色に輝く豊かな色合いとまろやかでふくよかな香り、そして蜂蜜とフルーツの滑らかで豊かな風味を持つウイスキーが生まれます。人生と同じように献身的に努力すればするほど報われると私たちは信じています。
マスターブレンダーが語るブレンディング
「ブレンドに含まれるモルトの割合が高いからといって、必ずしも際立ったウイスキーになるとは限りません。最適な熟成年数の理想的なモルトを選択することがすべてですが、さらに重要なことはそれらを理想的な原酒と掛け合わせることです。そうして初めてモルトとグレーンの連携から開花します」
「私はホワイトマッカイ独自のトリプルマチュアード製法がブレンドに成功の鍵を与えると信じています。すなわち調和する時間と完全な形を形成する時間が要と考えています」
「ウイスキーは人と同じでそれぞれに独自の個性と重みがあり、それぞれの装いが異なって時間と共に変化します。必然的に人を判断してタイプ分けするようにウイスキーも同じように分類しています。私は何年にもわたって個人的な経験に基づいて自分の家系図を作成してきました」
ホワイトマッカイの始まり
ブランド発祥の地クライド川は造船で有名な地域で、海を航行する船の5隻に1隻がこの地で建造され進水していました。 当時、コニャックの入手が困難な状況だったため、ジェームズ・ホワイティとチャールズ・マッケイは、グラスゴーの勤勉な住民にコニャックの代用品としてスコッチウイスキーを提供する機会を見出し、ホワイトマッカイが発売されることになったのです。 ハイランド地方、アイルランド、ヨーロッパからの移民によってグラスゴーの人口が増えるにつれホワイトマッカイの人気も高まりました。 その人気は今日も衰えることなく、創業者であるジェームズ・ホワイティとチャールズ・マッケイの誇りと情熱が、私たちのウィスキーのグラスの中に宿っています。
私たちの心グラスゴーにあり
造船所は閉鎖されましたが、長い間受け継がれてきた強固なコミュニティと、多くの人々が共有する誇り高いクラフトマンシップの遺産は、グラスゴーにその足跡を残しています。私たちにもその足跡が残っており、今日の私たちの姿の一部になっています。 グラスゴーで期待される伝説的な温かい歓迎のように、ホワイトマッカイもまた、世界中のどこであろうと私たちのウイスキーに歓迎の意を表したいと思います。
