ワイン選びのヒントに

ワイン選びには産地、生産者、予算、料理との相性など様々な切り口がありますが、なじみのない文字が記されたラベルを見ただけでは中身の想像がしづらいでしょう。そこでぶどう品種から選ぶ方法をおすすめします。ワインに使われるぶどう品種は様々あり、複数の品種から構成されているワインがある一方で、単一の品種だけからつくられるものもあります。ひとつの品種でつくられるワインは、ラベルにぶどう品種の名前が記されていることが多く、《品種名のワイン＝ヴァラエタルワイン》と呼ばれています。品種特有の香りや味わいがしっかり感じられる《品種名のワイン＝ヴァラエタルワイン》は、ぶどう品種の違いが理解しやすく、自分好みのワインを見つけるヒントになります。
対象商品の中から気になる商品やお好みの商品をお選びください。同一商品でも異なる商品でも自由に組み合わせ頂けます。

●赤ワインだけ、白ワインだけ
●好きな品種だけ
●異なる品種を飲み比べ
●ワインの入門篇として
●毎日の食卓のお供に
●ソムリエ試験対策に


テイスティングに挑戦

主要なぶどう品種をお選びいただけますので、ワイン勉強中の方やソムリエ試験対策をされている方にも好適です。各品種の特徴を学び、テイスティング能力を向上させる機会としてもお役立ていただけます。スクリューキャップのワインをセレクトしましたので、異なるボトルを一度に開栓してみてはいかがでしょうか。一度に飲み切れない場合は再び栓をして冷蔵庫で１週間程度保管いただけます。開栓後は完全密封されませんのでワインの状態を確認しながらお楽しみください。

ぶどう品種別のおすすめ料理

シャルドネ
辛口ワインの代名詞《シャブリ》をつくる白ぶどう。ワイン生産国の殆どの国で栽培されています。適度な酸味とコクがあってバランスがとれているものが多いです。

明治屋のシニアソムリエおすすめ：クリームソース系パスタ
シャルドネのクリーミーさとよく調和します。パスタはクリームソースがよく絡むフェットチーネがおすすめです。



カベルネ・ソーヴィニヨン
世界中のワイン生産国で生産されています。渋みがしっかりしたフルボディのワインや熟成タイプのワインをつくることができます。

明治屋のシニアソムリエおすすめ：ビーフシチュー
ブラウンソースの香ばしさや苦みがカベルネ・ソーヴィニヨンの豊かな風味と渋みとよく合います。



メルロー
世界中のワイン生産国で生産され、カベルネ・ソーヴィニヨンと似たような味わいですが、一般的にはカベルネ・ソーヴィニヨンのほうがしっかり重厚な味わいで、メルローのほうが滑らかな味わいと言われています。

明治屋のシニアソムリエおすすめ：豚の角煮
タンニンが柔らかで舌触りまろやかなメルローは、豚肉のとろとろの食感と甘辛いたれとよく調和します。



シラー
フランス産のほかオーストラリア産も有名です。シラーまたはシラーズと呼ばれることもあります。力強い味わいのものが多く、果実味から感じる甘さとスパイスのような独特な香りが特徴です。

明治屋のシニアソムリエおすすめ：お好み焼き
お好み焼きソースの味わいがシラーを彷彿とし、フルーティーさ、ふくよかさ、スパイシーさなど共通点が多いもの同士相性ぴったりです。



ピノ・ノワール
世界で最も高級なワインと言われる《ロマネコンティ》をつくる香り高く繊細な黒ぶどう。皮が薄いので取扱いが難しく涼しいところを好むようです。生産地によって味わいが異なります。

明治屋のシニアソムリエおすすめ：鰤の照り焼き
甘辛のたれがピノ・ノワールの果実味にマッチし、ピ・ノワールの酸味が鰤のリッチな風味を引き立たせつつ脂分をさっぱりとさせます。



ピノ・グリージオ
イタリアではピノ・グリージオ、フランスではピノ・グリと呼ばれます。クリーンで清涼感が強く、歯磨き粉のようなニュアンスがあり口の中をリフレッシュしてくれます。良く冷やして爽快感をお楽しみください。

明治屋シニアソムリエおすすめの料理：野菜や魚介の天ぷら
ピノ・グリージオの軽やかさとフレッシュさは、天ぷらのサクサクした口当たりと相性がよく、果実味や心地よい酸味が素材の味わいを引き立たせます。