スタッフのつぶやき
信頼感と帆立10貫
パック詰めの総菜・弁当に大変お世話になっております。
台所や調理器具を汚すことなく、自らの手を施さず完成したおかずを重宝しているのですが、気になり続けていることがあります。蓋と身が別れた容器を使用しているにも関わらず、テープを貼り合わせて販売する店があります。
蓋と身の凹凸が噛み合い中身が逃げ出さない構造の容器にわざわざテープで結合を強化させるという行為。長きにわたる構想をもとに適した素材を模索し形状の微調整をするなど試行錯誤を繰り返して実現した発明品に歯向かうかのごとくぺたぺたとテープ。
口の中に放り込むだけの状態となった一品を目の前にして、ペタペタいくつも貼られたテープを剥がすのが七面倒で最後の一歩を阻まれるわけですよ。
毎度残念な気持ちになっていたのですが、これは信頼感の問題であることを気付きました。
例えば彩りよく詰め合わさったパック寿司。タコは不要で代わりにイカ2貫にしてほしいからと売場でパックを複数開けて詰め替える行為の防止策でしょうか。
はたまた揚げ物など一口サイズおかずの売場でのつまみ食い防止、会計後であっても帰路で立ち食いさせないように警鐘をならす意味でしょうか。まさか、プロ野球チッ〇スやビッ〇リマンチョコを手にして家まで待ちきれずにその場で開封してしまう少年のような行動を想定しているとしたら、自分の信頼感の低さが悲しいです。もう全力で中年なのに。
《自由に選べるおいしい缶詰セット》を発売しました。
20種類のおいしい缶詰の中からお好みの缶詰をお選び頂き専用BOXに入れてお届いたします。
店の売場でパック寿司の蓋を開けてホタテ一色に詰め替える行為はできませんが、当ショップの《自由に選べるおいしい缶詰セット》なら、金目鯛だけ3貫(缶)も帆立だけ10貫(缶)も思い思い。どうぞ勝手に詰めてください。
箱の蓋を開けてお待ちしております。