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スタッフのつぶやき

好きな食べ物は

手首を骨折して整形外科通いのある日、状態や治療の方針など説明があり、主治医から質問されました。

『すきなたべものはなんですか?』幼児に話しかけるような口調で言うのです。
骨折という不慮の事態で心神耗弱し、どうみても弱者であることは認めますが、こちら中年街道をひた走る身で、幼児扱いされたことに戸惑い出てきた答えは『ええと、麺類です』
すると主治医が『乳製品、カルシウムを摂取してもビタミンDが足りないと吸収できなくなります。サプリメントをお出しすることが出来ますが大丈夫ですか?』と続けました。
ええー?いま何で好きな食べ物聞いたのですか?麺類ですという答えはスルーですか?骨折している麺類好きの人に対するアドバイスはないんですか?
例えば、『麺類でしたらパスタに鮭を使ってみるとか、うどんにキノコを添えてみるとか、ラーメンに卵をトッピングするなどしてみてください』など具体的な助言。

後日の診察で再び主治医から『すきなたべものはなんですか?』と質問されました。
前にも同じ質問をされ麺類は不正解だったことを思い出し、『すききらいなくなんでもたべます!』と答えてみると、『それはよかったです!』という反応が。

2回目にして正解に辿り着いてしまいましたが、不本意です。好きな食べ物は「串に刺さったもの」なのに、本心をねじ伏せ優等生的な対応をした不正直な自分に自省の念に駆られました。焼き鳥、串焼き、串揚げ、フランクフルト、おでんの牛すじなど、串に刺さったものが好きなので「串」という漢字も大好物ですが、普段の生活であまりお目にかかれません。日々串不足を感じているためふるさと納税は例年、鹿児島県いちき串木野市に寄付をしております。
『せんせい、串のしょほうせんをだしてください!』と心の中でリクエストしました。

整形外科から帰宅後も串のことばかり考えていたら、透明な袋に入った《ガロファロ》のフェットチーネが視界に入り、串の束に見えてきました。より串感を強めてみようと思い、それらを油で揚げてみると、あっという間に色付いて一層串らしくなりました。しかし、そのまま揚げただけでは味気なかったので、麺好きの串好きの舌にかなう「おいしく食べられる串」の開発を課題にしようと思います。




骨折して気になったこと

骨折して気になったことがあったのでチャットGPTとお話ししてみました。
※以下、「」内は質問、()内はチャットGPTの回答を要約したものです


「手首を骨折し、骨折した部分が腫れて毛が濃くなってきました」
(時折みられる症状なので焦らずに適切な治療とケアを続けてください。お大事に)

「濃くなった毛は薄くなりますか」
(骨折の治癒とともに元の状態に戻ると思うので、焦らずに適切なケアを)

「焦らないでよいのですね」
(時間がたてば自然に回復しますが心配なら医師に相談を)

「心配が続く場合は相談するのが良いのですね」
(何か心配があれば遠慮なく医師に相談を)

「医師に相談したほうが良いのですか」
 (異常や心配な点がある場合は早めに医師による診察を)

 「毛が濃いのは異常なことですか」
 (一時的なことなので心配不要ですが、他に異常な症状や生活に支障がある場合、医師の助けを借りてください)

「生活に支障をきたす毛の濃さとはどのような状態ですか」
(身体的な不快感や機能的な障害、精神的なストレスを引き起こす状態を指します。心配があれば、遠慮せずに医師に相談をしてください)

「チャットGPTに相談するのはダメですか」
(必要な場合は、医師の診察を受けて、適切な治療とケアを受けてください)

「医師の診察を受けるのが必要な状況かどうかわからないのですか」
 (改善しない、他の症状がある、日常生活に支障、心配や不安が大きいなどの基準に当てはまる場合は医師の専門的な助言を受けてください)

「その基準に該当しませんがちょっと気になる程度です。医師の診察は不要ですか」
(最終的な判断はあなたの健康状態と心理的な安心感に基づいて行ってください)

「最終的には自分の健康状態と心理的な安心感で判断するのですか。突き放したことを言うのですね」
 (すみません、誤解を与えるような表現をしてしまいました。自分の健康状態について確信が持てない場合や、専門的なアドバイスが必要な場合には遠慮せずに医師に相談をしてください)

「チャットGPTは相談に乗ってくれないのですか」
 (チャットGPTは一般的な情報やアドバイスを提供することができますが、医療や健康に関する具体的な相談や診断、治療については適切な回答を提供することができません)

「これ以上アドバイスいただけることはないのですね」
 (申し訳ありませんが、医療や健康に関する具体的な相談については、私が提供できるアドバイスは限界があります)

「チャットGPTは医者ではないということですね」
(はい、その通りです。私は医師ではなく、医療の専門家でもありません)


不要不急の悩み相談に対するチャットGPTの反応は、『お大事に』『焦らずに』とソフトなリアクションから次第に『医者に相談』を促されました。医者に相談する基準も『心配なら』レベルから始まり、『他に異常があれば』『生活に支障があるのなら』『ストレスに感じるのなら』…と徐々に声を荒げるかのように展開し、苛々をつのらせたのか『最終的な判断はあなたが行うべき』と突き放されました。ついには『チャットGPTとしてのアドバイスには限界がある』と開き直り、『私は医者じゃない!専門家に聞いてくれ!』と会話を強制終了するような流れに。あまりにしつこくするとロボットも感情的になるような気がしました。

ところで、アジア最大級のウイスキー品評会‘東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション(TWSC)2024’で《バッファロー・トレース》がウイスキー部門金賞を受賞しました。昨年に続き2度目となりました。何度もしつこい質問にはロボットもうんざりするようですが、金賞は何度獲得しても喜ばしいものです。3度目の金賞を獲得した場合は殿堂入りの称号が与えられるそうなので、来年の品評会でもその成果が期待されます。




衝撃に備える

利き手である右手を骨折し、左手中心の生活を強いられていました。意識して使うことのなかった左手を積極的に使うようになり、これまでの人生いかに利き手に縛られてきたかを思い知らされております。

そのような中、一軍昇格した左手と故障者リスト入りの右手を携え、球場で野球観戦をしました。すでに骨折している人がファウルボールに当たって再び骨折する確率はどのくらいなのだろう、ボールが飛んで来たらギプスで固定した右腕で打ち返せるんじゃないだろうか、ドリンクホルダーが右側だと不便だなあ、左手握力急上昇中のいま左投の練習を開始する好機ではなかろうか。

そうこう妄想しているうちに試合が始まりました。応援しているチームが初回に4点先制され、失意の底に沈んで見守る中、ひょんなことから流れを引き寄せ反撃ムードに。1点、また1点と返し、盛り上がりとともに視界の上手からハイタッチおじさんが登場。応援席に横並びする観客とハイタッチを交わし、再び上手に戻るという演出が。ほどなく同点に追いつき、再びハイタッチおじさんとハイタッチ。そしてついに逆転し、最高潮の局面でハイタッチおじさんと本日一番力のこもるハイタッチが生まれました。

こちらもギプスをしていることお構いなしに両手を差し出してハイタッチする興奮状態でしたが、冷静に考えてみると力加減次第であわや「ハイタッチで両手骨折」の危険性が潜んでおりました。今後、ファウルボールの行方に加えてハイタッチおじさんの動きにも細心の注意を払って野球観戦に臨みます。

《明治屋 折りたたみ保冷2wayバッグ(リュック機能付)》が売れています。トートバッグとリュックの二通りの使い方が出来ますが、ハイタッチが予想される場面では両手が自由になるリュックとしてお役立てください。熱遮断効果のある素材を使用しているので、内側に保冷剤を忍ばせておけば、思わぬ負傷時にすぐに患部を冷やせます。




カルシウムを尊ぶ

転倒して右手首を骨折中です。ゆえに積極的なカルシウム摂取に勤しんでおり、朝は牛乳、昼はひじき、夜は納豆のルーティーンを確立しております。
カルシウムリテラシーが高まりを見せる中改めて気づいたのは、カルシウムの王者は牛乳であるということ。小魚も緑の葉っぱ類も悪くないが、手っ取り早く大量のカルシウムを摂取する食材は牛乳にほかならないのです。学校給食では、はい、これも義務教育の一環ですからと杓子定規に、もれなく1日1本牛乳が提供され続けることとに反骨心が煽られそうになりましたが、やっと自分の骨に素直になれました。骨が砕けてわかるカルシウムの大切さよ。粉骨砕身して日々の給食献立を考案される栄養士のありがたさが今頃になって骨身に染みるのであります。

ところで義務教育が始まるまでの間は、幼稚園、保育園、家事手伝い、野放しに生きる、など任意に過ごしますが、給食提供が義務付けられている認可保育園通園の場合、午前のおやつ、昼ごはん、午後のおやつ、延長保育の夜食など各種タイミングでこまめに登場する牛乳に包囲されています。そう考えると、義務教育前の期間に給食で生活するか否かで骨格形成に違いがあるような気がします。牛乳と距離を置いていた自身の幼稚園時代が悔やまれ、中年の階段を駆け上がるいま、時すでに遅し。覆水盆に返らずではありますが、目の前の牛乳は一滴もこぼさぬよう大事にしていきたい。

骨(hone)といえばhoney。オーストラリアのはちみつブランド《カピラーノ》は健康意識の高い方におすすめです。カルシウムの摂取に加え、自然由来の抗菌成分と栄養価の高い《カピラーノ》を毎日の生活に取り入れて転ばぬ先の杖をより骨太にしたいものです。




骨折を語る

転倒して右手首を骨折しました。この度の不注意により家族や職場に多大なご迷惑をおかけしこの場を借りてお詫び申し上げます。ちなみにこのたびの骨折は時折連絡を取り合う母親には伝えておらず、高齢者が病気や怪我を家族に内緒にする心理がよくわかりました。右腕の半分をギプスで固定し「骨折している人」であることが一目瞭然であるため、気遣いの言葉やお見舞いの品とともに、多数の骨折エピソードを頂戴いたしました。ありがとうございます。

人類という生命体の一生のうち頻繁に起こらない骨折体験にシンパシーを覚え、「骨折している人」に遭遇するとつい自身の体験を語りたくなるのが世の常人の常というもの。というわけで身近なみなさまから回収した「骨折あるある」や「骨折武勇伝」による短編集の出版を目論んでおりますので、ここに帯書きを紹介します。

『骨折から始まる固定と再生の物語。世の普通人がまさに骨を折って書き上げた絶痛絶苦の無骨なノンフィクションリレー。<ギプス・ボルト・コルセット>三種の神器を装着したとき、あなたは骨折の証言者となる』

みなさまの体験談によると、手首、足首、鎖骨、肋骨などダメージを受けた箇所はさまざまですが、いまのところ頂点であるパワーエピソードは「スノボで両手骨折」です。利き手である右手骨折で意気消沈していましたが、片手だけでも自由な状態にあるありがたさを思い知りました。左手の存在が痛み入ります。痛いのは右手ですが。

《明治屋のおいしい缶詰》は開けるだけで一品料理が楽しめる優れもの。包丁やフライパンいらずのグルメ缶詰は不自由な状態であればこそありがたさが骨身に染みます。また、お見舞いやお返しにはセット品をご利用ください。《明治屋のおいしい缶詰》は骨折グルメの真骨頂です。




カレーとうどん

気になり続けていることがあります。都内の閑静な住宅街にあるカレー店の看板に「お水は一切出しません」とあるんです。静寂漂う街に似つかわしくない過激な挑戦状を道行く人々に叩きつけているあの店。一体何があったのか知りませんが、とにかく水を出さないというゆるぎない意思だけは享受したいです。

その店から2kmほど離れた場所で信号待ちをしていた時に知った話があります。近くに「金子カレー」というお店があり、そのネーミングから日本人の方が切り盛りするお店かと思いきや、店内はカレーの本場パキスタンかインド人風の方が独りで立ち回っているとのこと。
 『日本人がやっているカレー屋かと思って店入るとビックリするから!!』 
という信号待ちの男性の会話を勝手に自分のものにし、ちょっと逆戻りして外から店内を確認してみると、なるほど。金子カレーのカウンターに金子さんらしき方は入っていませんでした。たぶん。

金子カレーから数百メートル離れた場所に「うどん」という名のカレー店があります。「うどん」の名を冠するものの純然たるカレー店なので、うどんは一切出しません。

かつて、同エリアにちょっとユニークな鯛焼き屋がありました。あんこの入った鯛焼きのほかに「鯛うどん」という奇妙な名の鯛焼きがあり、生地の中にスパイシーなカレーが注入されているのでした。商品名にうどんを使っておきながら、うどんは一切出しません。

気になるうどんの行方ですが、「金子カレー」至近にうどん店があります。そのうどん店は正しくきちんとうどんを供し、カレーは一切出しません。

カレーライスもうどんも国民食ですね。どちらが人気なのでしょうか。いまGoogleで検索した結果は、カレーライス約40,600,000件、うどん約162,000,000件でうどんに軍配が上がりました。

温かい物がおいしい季節になってきました。頬を撫でつける風の冷たさに夏の記憶が遠のいていき、今年のカレンダーが役目を終えんとするいま、お世話になった方々にあたたかい気持ちをお届してみませんか。





ロボットとの共栄共存

お掃除ロボットとの同居生活を続け、初代から何代にもわたって某米国メーカー製品を愛用しておりました。寿命を機に再び同メーカーの製品に買い替えようとして、自動ゴミ収集機能が標準装備されたことを知りました。

ロボットが吸入したゴミを、小屋のようなところに内蔵されている大き目のゴミ袋に自動排出する機能が悩ましいのです。高さ40cm程のゴミ溜め小屋の存在によって、ロボットをテレビ台やソファーの下に設置できずに邪魔です。1年間ゴミ捨て不要とのことですが、それは困ります。吸入したゴミに柿の種やベビースターやわさびの小袋などが混ざっていたら、1年間の放置は衛生上気になるし、ひょっとしたら何らかのねじや小さな部品など必要なものを吸い込んでいるかもしれないので、逐一確認したい。1年間ゴミほったらかし機能は小さな親切大きなお世話極まりないのです。しかも替えゴミ袋代の高額なこと。

というわけで、ゴミ溜め小屋要らずの某中国メーカーのロボットを導入しました。静音で短時間に仕事を終わらせる優秀なロボット=下僕ですが、見ればわかる行動を逐一大きな声で報告してくるのが玉に瑕です。

下僕 「ダスト容器が取り外されました」
主人 (はい、いま取り外しましたからね)
下僕 「ダスト容器が取り付けられました」
主人 (でしょうね、いま取り付けたんだからね)
下僕 「掃除を開始します」
主人 (わかってるって、いまスタートボタン押したんだから!!)
下僕 「掃除を終了します。充電ステーションに戻ります」
主人 (黙って仕事してくれーーーーー!!)

とまあ、ツッコミが止まりません。ちなみに、ゴミ吸引部の回転ブラシに夥しい毛髪が絡まりっぱなしの件については口を閉ざしたままです。某米国メーカーはブラシではなくてシリコン製のローラーなので、毛髪が絡む問題はありませんでした。ローラーにブラシを採用した某中国メーカーの開発者は禿げだったに違いありません。

さて、冬の贈り物コーナーを開設しました。今年お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える好機です。AIやロボットなどのデジタル技術活用が加速し変化する社会においても、人間だけが持つ感情が失われることはありません。明治屋オンラインショップは心を届けるお手伝いをいたします。




寿司とテイクアウト

コロナ禍からテイクアウトを利用することを覚え、回転寿司店のネット注文を活用しています。店で食べるのと同じように単品での注文も可能で、受取時間を指定して決済した後は、受け取るだけ。便利な世の中になりました。
「テイクアウト」とか「デリバリー」などと洒脱な言い回しが存在しなかった頃、寿司職人が握った寿司を店外で食べる方法は出前注文でした。

まず、分厚い電話帳を広げて寿司店を探し電話をかける。
電話口では、品書きが存在せずビジュアルを確認することもできない。
注文は松竹梅いずれを何人前ずつか伝えることしかできない。
そもそも食べたいネタだけ単品で注文するという発想自体ない。
もし単品注文するにしてもネタの名前や姿が分からなければ注文できない。
受話器を置いた後は、岡持ちの到着までその場を離れることが出来ない。
食べ終えた後は寿司桶を玄関先に置かなければならない。
空の寿司桶が人目に付き、寿司の出前なんて豪勢だな、来客があったのかな、などと余計な詮索をされてしまうかも知れない。

とまあ、コスト、手間、知識、想像力、プライバシーと色々な点を考慮しなければならない寿司の出前のハードルが、デジタル化によりまるっと払拭され感謝しています。
ですが、絶賛モバイル注文対応中の寿司店のみなさま、ひとつだけ悩みを聞いてください。
持ち帰り容器についてです。一度に20~30貫注文すると、広く平らで野球場のような容器に入れて提供してくれます。目でも楽しめて豪華に感じますが、持ち運びが極めて不便なんです。生ものなので直行直帰が基本で、終始水平を保たなくてはならないし、寿司輸送中であることが露わにされてしまう。

国家的に立体交差事業が推進され、地域の生活環境や利便性向上など、住み良い社会の実現に寄与しております。寿司業界においても、5段重ねくらいに立体化させた持ち帰り容器を実現し、継続的な寿司活性化や寿司環境の改善を願っております。

さて、ふだん醤油で食べるお寿司やお刺身を塩で試してみませんか。オーストラリアのタスマニア島で生まれた《タスマンシーソルト》はアイデア次第で様々なお料理にお使いいただけます。海水由来のグルメソルトと海を知る魚の相性は言わずもがなであります。



寿司とデジタル

コロナ禍が訪れてから回転寿司に行く機会が減りました。
様々な分野でデジタル化が進み、タッチパネル注文方式の飲食店が増えてきましたが、まだ対面での注文が可能な回転寿司店ってあるのでしょうか。
回転寿司は大好きなのですが、対面注文方式には随分と悩まされてきました。
お店側からすると、回転レーンに寿司が並んでいようが並んでなかろうが『食べたいものどんどん頼んでくださいね~』という親切設計なのでしょうが、これが結構な壁なんです。

口火を切るタイミングがつかめない。
勇気を振り絞って注文を口にしたとしても、声が届かずスルーされたらどうしよう。
もし注文の品が自分の前をスルーして他の客に届けられたとしても『それ、こっちのです!』なんて言えないよ。郷ひろみじゃなくても言えないよ。
ましてや目の前の寿司職人を『マスター!』と呼びつけるなど、例えばいきなり現れた訪問販売員が初対面の年配の方相手に、すなわち赤の他人に対して何のためらいもなく『お母さん(お父さん)』と声掛けするような悪徳の臭いと呵責の念に駆られる。
回転する皿だけで腹を満たせればいいのだが、“さび抜き”に関しては注文が不可欠なので、『すいません!タマゴをさび抜きでください』と勇気を振り絞って発声するも『タマゴはわさび入っていませんよ』と軽妙なタッチで返答される。お店の方から微笑ましいと言わんばかりの視線を送られ、その明け透けなやり取りにほのぼのした反応を示す周囲の客たち。
いや、そういうの要らないから。回転寿司に一体感なんか求めていないから。

誰もが暮らしやすい社会の実現にバリアフリー化の推進が求められています。
回転寿司店でのタッチパネル導入は、声の大きさに自信が無い方にも、羊のような虚弱心臓体質の方にも、大縄跳びの輪に入る時のようにタイミングを迷う方にも、1人にしておいてほしい方にも対応したバリアフリーの事例として更なる評価が期待されます。

握り寿司も良いですが、好みの具を用意してオリジナルの味わいを楽しむ自家製の手巻き寿司も素敵ですね。生もの以外も寿司ネタとして楽しめるのが手巻き寿司の醍醐味。コンビーフ、炙り帆立、炙りかき、とろ鮭ハラス、桜肉ユッケなど、《明治屋のおいしい缶詰シリーズ》は手巻き寿司にも活躍できそうです。






ハロウィンに集う

ハロウィンの季節になると思い出すことがあります。

そこそこ昔、高校卒業から20年と40年を数える卒業生を対象に開催されるホームカミングデイの懇親会に参加したときの出来事です。
殆どの同級生と卒業以来の再会となって、懐かしさや古い記憶や戸惑いや色んなものが入り混じり、例えようのない空気を肌に纏って会場を彷徨う。さすがに卒業20年生と40年生の区別は付くものの、お互いに誰が誰なのか半信半疑で胸の名札を頼りに声を掛け合い、得も言われぬ心持ちで一通り近況報告していました。
すると、記憶に間違いがなければ在学中に面識がなかったと思しき同級生が嬉々として話しかけてきて、同じ学校に学んだ同学年の大勢が長いブランクを経て集まる場面の異様なテンションに感化されたのか知りませんが『今度皆で集まろうよ!クリスマスとか、ハロウィンとか!』とのたまうのです。
同級生だけどもしかして初対面な関係だし、皆でって誰のこと言ってるのか、集まってどうするのか、ハロウィンとは謎過ぎる。でも社交辞令にしては具体的だし、こういう時の正しい大人の対応ってどうするのだろう。瞬時にして脳内が情報過多の状態でいると、傍に居た友人が『は?はろうぃん~???』と素っ頓狂な声を上げるのです。もう集いの提案なんかよりも、ハロウィンに対する違和感をよくぞあらわにした友人の素直なリアクションの方にひそかに共感しておりました。

それから時を経てハロウィンがすっかり市民権を獲得していることに驚きです。 
そして、まだハロウィンで集う会に誘いの声は掛けられていません。
ところで、ハロウィンは死者の霊がやってくる日なんだそうです。人生の折り返し地点を過ぎて齢を重ねる毎に、いつか訪れる終焉が現実味を帯びてきますが、同窓会でのもしかして初対面な同級生の発言の意味が解ってきました。集いの誘いは鬼籍に入った後のことを示唆していたのだと。今年も秋の深まりに意味深長な発言が重なります。

ハロウィンは、お菓子を求めて民家を訪ね歩く子供向けのイベントでもありますが、童心に帰った大人が自宅を訪ねてきて『トリックオアトリート』と口にするようなことがあるかも知れません。そんなとき、お菓子に代えておつまみを差し出して大人力全開で対応できるよう《明治屋のおいしいおつまみシリーズ》を常備しておきたいものです。






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