スタッフのつぶやき
(続)好きな食べ物は
あらぬことから手首を骨折し、整形外科に大変お世話になりました。徒手整復、ギプスによる固定、低周波治療、理学療法士による施術、超音波治療、消炎鎮痛用の貼り薬・・・色々な手段で回復に努めました。リハビリを続けるもののあまり変化が実感できなくなってきた時期に、『先生、リハビリはそろそろ限界かも知れません』と口にしたところ、『あ、その言葉(限界)は使わないでください!』と諭されることもありました。
そんな中、ある日の通院で医師から『すきなたべものはなんですか?』と質問が。いや待てよ、この質問3回目ではないか。1回目の質問で『麺類です』という回答に反応いただけず、2回目の質問では『すききらいなくなんでもたべます!』と正しく優等生的に回答できていたはずなのだが、実はまだ合格点をもらえていなかったのか。短時間で頭の中を整理し、『焼き鳥など串に刺さったものが好きです』と正直に答えてみました。
すると、過去のやり取りと明らかに異なるリアクションがあり、
『そうですか!つまみになりそうな食べ物が好きなのですね!お酒が好きなのですか?』
『はい』
『そうですか!好きなお酒の種類は何ですか?』
『焼酎です』
『焼酎ですか!いいですね!焼酎の種類は何ですか』
『芋、米、麦です』
『芋、米、麦焼酎なんですね!いいですね!』
と、顔を上気させて会話をしつつキーボードを操作しだしました。もしかしてカルテに「芋、米、麦焼酎」と入力しているようです。
どうやら、これが正解だったようです。
今までの人生で、当主治医以外にカルテに「芋、米、麦焼酎」と入力された認識はありません。
治療に限界がないように、好きな食べ物についてのQ&Aにも限界はないのですね。
好きなものに向き合うことや、前向きな姿勢を持つことの大切さを思い知らされました。
芋、米、麦も良いですが、原料にトウモロコシを使用したバーボンウイスキーにも素晴らしい銘柄があります。絶対に人に教えたくない大好物なので、先生には黙っていましたが《バッファロー・トレース》も秀逸なお酒です。大胆にして繊細、完璧なバランス、心奪われるまろやかさ、その魅力は筆舌に尽くしがたい。絶対に人に教えないでください。
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