スタッフのつぶやき
赤の他人とおつまみ
新幹線通勤体験者の話。
朝の通勤時は概ね定刻に定例の新幹線通勤メンバーが暗黙の了解で定まった座席に座り、静寂な空気が保たれ、各々目的地で粛々と降車。しかし、仕事を終えて帰りに乗る列車はビジネスマン以外のお客様も多く様子が異なるようです。
ある日、席が隣り合わせになった行楽目的と思われる見知らぬ女性がご機嫌でポッキーを食べ始め、旅が幕明け楽しい気持ちをシェアしたかったのか「食べます?」と箱から1本差し出される状況を体験。
ある時は、3人掛シートの真ん中の年配女性が駅弁を食べ始め、窓際に掛けた他人であるはずの就職活動風の学生に弁当のおかずを「良かったら食べて!」と無責任に勧める光景に遭遇したという。つっこみ所満載の場面だが、まず言えることは手づかみできるポッキーならまだしもおかずは箸が無いと食べられないではないか!おかずを勧められた学生は食事中でなく箸や皿を持ち合わせていないこともあり正しいリアクションがわからず、さらに3人掛シートがフルで窓際という状況も合わさって窮地に。おかずを差し出した女性は、就職活動風の学生を見て自らの人生経験をアドバイスするべく話しかけるきっかけが欲しかったのだろう。
赤の他人とシェアをするなら個包装で手が汚れない食材が理想だなあ。そういう意味ではバスツアーなどで知人他人関わらずみだりに配り合う飴玉は理にかなっているけどもうちょっと豪勢に行きたい。
《明治屋おいしいおつまみパウチシリーズ》がそんな悩みを解消してくれそうです。飴玉よりも満足感があって衛生的に包装が施され爪楊枝が付いていて手を汚さない。新幹線に乗るときは鞄の中に3つ4つ忍ばせ、窓際の赤の他人に未開封の《明治屋おいしいおつまみパウチシリーズ》を丸ごとひとつ無言で差し出せるような大人になりたい。新幹線車内のちょいな人々の話を他山の石としたいところです。