スタッフのつぶやき
白球の行方
これまで高校野球とは完全無縁に生きてきましたが、ひょんなことから夏の甲子園東東京予選開催中の「大田スタジアム（東京都大田区）」に自らの意思で行ってきました。
外観内観ともにとてもきれいな球場で、入場料は大人１０００円、中学生以下無料、再入場ＯＫということで終日野球見放題のシステムらしいです。（他の試合開催日の料金等は不明です）
先日、多種多様な人々が集う運転免許試験場で人種のるつぼを体感しましたが、今回はその真逆の状況で、一般席に座る７～８割方がソロの５０代の男性と特定。その全員が酒を飲むでもなく何かを食べるでもなく野次はおろか言葉を発することもなく無表情で試合観戦。プロ野球観戦と全く異なるシュールさを初体験し、この人たち何を思ってここに居るのだろう、どう考えても学校関係者ではないだろう、要するに暇なのかな。おっと、それって自分もではないか！と心で声を発しつつグラウンドに目を向けてみると都立ＶＳ私立の熱戦が繰り広げられていました。
弱者の味方としては都立を応援したくなるものですが、応援席を見て都立は共学校で私立は男子校と知り、私立男子校のほうに感情移入することを決めました。チア部（全員女子）と吹奏楽部（ほぼ女子）を引き連れ、選手の応援歌で華やぐ共学校に、男子高の生徒に代わって全力で嫉妬してあげることに。
色々あって延長戦となった試合は、僻みが活力になったかどうか知りませんが、男子校の勝利で終了。
両校と何の縁も利害関係もない完全無関係者としては、試合の結果をどう受け止めて良いか判りませんが、ひとつ得たものがあります。
大田スタジアムの外野フェンスに掲出された「野球しようぜ！イソノ運動具店」の広告が目に焼き付き調べてみると、イソノ運動具店さんは都内に古くからある野球道具専門商社ということと、外野フェンスの広告効果が絶大であるということが判りました。
弊社明治屋も磯野ファミリーということで目が離せません。
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