お悩み回答
気になる商品
Q:
昔から、雑誌等で話題になっていたり気になる商品があって見てみたい、買いたいと思って探してもなかなか見当たらなかったり、あっても「ちょっと違うんだよな~」とがっかりする場面が多くやっと出会えたときは感慨無量。
その一年後ぐらいに巷でやたら見かけるようになり、今更感が否めない、そんなことばかりです。
商品を企画する方や仕入れをする方ってどこをどうリサーチしているんでしょうかねぇ。
A:
はい。どこをどうリサーチしているんでしょうかねぇ、に静かに同意いたします。
陽気なサルサのBGMでお馴染みの珈琲・輸入食材等販売店を見かけるとつい立ち寄り衝動買いしては再購入する商品がほぼ皆無という中、例外的に ‘わざわざ買う’商品があって、ピンポイントで求めに行くと欠品してたりします。
シンプルで無国籍なデザインが特徴の日本発祥の大手アパレルにおいては同一商品でもバリエーションが激しく豊富に製造されているのに、欲するサイズや色だけが売り切れの状況にしばし遭遇し舌打ちが止まりません。どうして自己の需要と供給が噛み合わないのでしょうか。
かと思えば、業務用食材を驚きの価格で提供するスーパーに人知れず通い毎度有難がっていたところ、様々なメディアの注目を集め連日大盛況で何もかも品薄になり困惑する現象や、いまから約40年前、某漫画雑誌の後方ページに遠慮がちに連載され、独り密かにほくそ笑み楽しんでいた「ちび〇るこちゃん」がアニメ化により国民的に知れ渡り、自分だけのものでなくなる寂しい現象など、自分が良いと思うモノは皆も良いと思っている方程式に複雑な気持ちにさせられたりもします。
商品企画や仕入の側からすると、ニーズに沿ったモノやサービスを提供するため時間やコストを費やしてリサーチを行ったり、時には仮説自体が疑わしくなったり日々思案にくれていることでしょう。ここはひとつ、数年に一度行われる国勢調査の項目に、住み良い社会の実現の一環として国民の趣味嗜好など商品開発に役立てられそうな項目が追加できないものでしょうか。
おっと、既にそのような巨大情報を収集する海千山千のデータベースが存在するではありませんか。それはア〇ゾンです。
ア〇ゾンは自分が求めているものを自分以上に知っています。検索や購入の履歴はもちろん、端末を通じた全ての行動を把握しているため、その情報を活用すれば完全無欠の商品開発が実現できそうです・・・想像すると恐ろしくなってきました。
欲しい物を安易に探し当てられない不便さは、プライバシーが丸裸にされていないことの裏返しとしてひとまず安堵することにしましょう。