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スタッフのつぶやき

ハロウィンに集う

ハロウィンの季節になると思い出すことがあります。

そこそこ昔、高校卒業から20年と40年を数える卒業生を対象に開催されるホームカミングデイの懇親会に参加したときの出来事です。
殆どの同級生と卒業以来の再会となって、懐かしさや古い記憶や戸惑いや色んなものが入り混じり、例えようのない空気を肌に纏って会場を彷徨う。さすがに卒業20年生と40年生の区別は付くものの、お互いに誰が誰なのか半信半疑で胸の名札を頼りに声を掛け合い、得も言われぬ心持ちで一通り近況報告していました。
すると、記憶に間違いがなければ在学中に面識がなかったと思しき同級生が嬉々として話しかけてきて、同じ学校に学んだ同学年の大勢が長いブランクを経て集まる場面の異様なテンションに感化されたのか知りませんが『今度皆で集まろうよ!クリスマスとか、ハロウィンとか!』とのたまうのです。
同級生だけどもしかして初対面な関係だし、皆でって誰のこと言ってるのか、集まってどうするのか、ハロウィンとは謎過ぎる。でも社交辞令にしては具体的だし、こういう時の正しい大人の対応ってどうするのだろう。瞬時にして脳内が情報過多の状態でいると、傍に居た友人が『は?はろうぃん~???』と素っ頓狂な声を上げるのです。もう集いの提案なんかよりも、ハロウィンに対する違和感をよくぞあらわにした友人の素直なリアクションの方にひそかに共感しておりました。

それから時を経てハロウィンがすっかり市民権を獲得していることに驚きです。 
そして、まだハロウィンで集う会に誘いの声は掛けられていません。
ところで、ハロウィンは死者の霊がやってくる日なんだそうです。人生の折り返し地点を過ぎて齢を重ねる毎に、いつか訪れる終焉が現実味を帯びてきますが、同窓会でのもしかして初対面な同級生の発言の意味が解ってきました。集いの誘いは鬼籍に入った後のことを示唆していたのだと。今年も秋の深まりに意味深長な発言が重なります。

ハロウィンは、お菓子を求めて民家を訪ね歩く子供向けのイベントでもありますが、童心に帰った大人が自宅を訪ねてきて『トリックオアトリート』と口にするようなことがあるかも知れません。そんなとき、お菓子に代えておつまみを差し出して大人力全開で対応できるよう《明治屋のおいしいおつまみシリーズ》を常備しておきたいものです。

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