お悩み回答
ホルステンはもうないのですか?
Q:
ホルステンはもうないのですか?
昔、明治屋さんで売ってた記憶があるのですが。
A:
平素は格別のお引き立てを賜り誠に有り難うございます。
「ホルステン」につきましては、2018年頃、明治屋での輸入販売を終了しております。弊社での取扱い終了後、他のインポーターによって販売されているか否か定かではなく、詳しい情報がご案内できず申し訳ありません。
大麦、ホップ、水のみからつくられた本格的なドイツビール「ホルステン」は明治屋が日本における代理店として1961年から約60年にわたってお届けしてまいりました。
ピルスナータイプですっきりとして軽快な味わいが愛され続けた「ホルステン」。缶、瓶に加えて生樽もドイツから輸入し、日本のビール会社の仕様と異なる30リットルサイズのBIGな生樽は、運んでは足腰を鍛え、飲んでは喉越し痛快でまさに規格外のおいしさでした。
また、「ホルステン」はノンアルコール製品も発売し、いわゆるノンアルコールビール黎明期からご愛顧いただいておりました。当時ノンアルコールビールを称していた製品は、需要増の一方で製品に含まれる微量のアルコール(0.5%などといった小数点1桁以下の数値)が物議をかもし、各メーカーが頭を悩ませる中で、0.0%の「ホルステン」は画期的な存在でした※弊社分析値は0.03%
個人的にも大変お世話になり、ノンアルコールじゃないほうを1年380日飲む生活を20年間くらい続けたので通算で25mプール1個分くらいは消費したような気がしております。
ちなみに、25mプールの幅を10m、深さを1.5mと仮定するとその体積は375,000リットルです。したがって1日1リットルを1年380日飲む生活を20年間続けた場合7,600リットルなので、実際にはプール0.02個分とわかり、誇大妄想に拍子抜けしました。しかし、0.02個分ではありますが、プール0.02個分の水深を求めると約30.4cmなので、溺れるには十分の量です。
というわけで「ホルステン」には溺れるほど楽しませてもらいました。
みなさまの懐かしいエピソードお待ちしております。